第117回 ニシムラ株式会社
第117回は、創業90年を迎える京都の電気設備資材の総合商社「ニシムラ株式会社」さんです。
昭和5年4月上京区堀川中立売にて電気材料店として西村商店を創業。その後、電機商品販売の自由化時代に入り、各メーカーと順次代理店契約を結んでいかれます。昭和43年5月南区上鳥羽に本社社屋・物流倉庫を新築後、次々に営業所を構えられ平成元年4月には、現在の「ニシムラ株式会社」に社名を変更されました。
近年では、京都・滋賀を中心に東京・名古屋・大阪に18の営業所を構えられ、電機メーカーなど300社以上から仕入れを行い、電気工事業者、設備工事店など約3,600社とお取引を行っておられます。
電気設備資材の総合商社として大切にされていることは、BtoB(企業間取引)の際に付加価値をつけることだそうです。価格の面ももちろんのこと、現在お客様がかかえておられる問題に対し、提案をし、一緒に解決策を練られています。ユーザーが新しい設備にされたことで電気料金の減少の提案や購入にあたり国からの補助金の制度やローンの組み方まで提案されているそうです。更に、商品を納入後のアフターフォローもしっかりと行い、今後に繋がる営業を心掛けられているそうで、お客様にとって大変心強い存在となっておられます。そういった小回りのきく営業を育てる為、お客様との社員教育も熱心に考えておられ、メーカーの方と一緒に勉強会なども定期的に行われているそうです。
会長の蔵岡さんにお話を伺うと、今後は、同じ分野の中で幅を広げていきたいとお話下さいました。今年90周年を迎えられる「ニシムラ株式会社」さん。今年は社長の代替わりのタイミングもあり、様々な行事や社員の皆さんとの社員旅行も計画されているのだとか。ますますの繁栄が期待されます。