洋室と違い、席が低いために歩き方一つでも目立ってしまうのが和室です。歩幅を狭く、半畳を3歩程度で歩くようにし、手は軽くももにつけるようにします。
座っている人の前を横切らないのはもちろんのことですが、和室では傷みやすい畳のヘリや敷居、座布団は絶対踏まないように歩くのが礼儀です。
和室の席次
和室では、床の間があれば、床の間を背にした席が最も上座、次席は床の間の隣にある床棚(違い棚)の前の席となります。
和室に通されたら、座る場所をすすめられるまでは、出入り口付近の下座で座には就かず、畳に正座して待つのが礼儀です。座布団は洋室に見立てればソファーと同じ。あいさつをするときは外すのが原則です。