第135回 株式会社 藤井組
第135回は、総合建設業の「株式会社 藤井組」さんです。
1956年創業の株式会社 藤井組さんは現在、建築・土木の企画、設計、施工や不動産売買及び仲介業、リフォーム企画業務、メンテナンス業務を主にされています。
京都府下においては数多くの公共施設に携わられており、京都市動物園、西京極陸上競技場、ロームシアター京都などがあります。皆さまも一度は利用されたことがある施設ばかりではないでしょうか。他にもマンションやホテル、戸建などの建築も請け負われています。
社内では、労働環境を大切に考えられており、建設業界では珍しく週休2日制を確立。業務上難しい中でも人員の配置などを工夫し実行されています。また毎年12月の仕事納めには1年を通して体調を崩すことなく勤め上げた人が表彰され、中には11年連続受賞されている方もおり自己管理能力の高さがわかります。
代表取締役の藤井和樹さんは、「社員1人1人がやりたい仕事が出来ていることが大事」というお考えをお持ちです。また1級建築士や1級建築施工管理技士などの資格をお持ちの方が多数おられますが、「資格だけでなくお客様の心をつかめる人になれるよう現場管理などの能力を高めてほしい」とお話下さり、施工中はもちろん、施工後のアフターフォローを重要視され、お客様の困り事に対応されています。完工後の学校の敷地内に土砂崩れが発生した際にもすぐに駆け付けるなど、どこに頼めばいいかわからない災害後処理でもなんとかしてくれる、お客様にとっては大変心強い存在です。このような対応が評価され、リピーターや紹介で仕事に繋がることが多く、今後はどのようにバージョンアップしていくかが課題だとお話下さいました。
コロナ禍の影響で、公共施設の受注が減少している現状を受け止め、病院や学校など地域の皆さんが利用される施設の施工に今後も携えるよう、“生涯つきあえる建設会社”を目指しこれからも地域の発展に力を注がれます。
小さな相談事にも直ぐに対応して下さる「藤井組」さん。今後ともよろしくお願いいたします。