第136回 株式会社はぴねすさぽーと
第136回は、2010年創業の「㈱はぴねすさぽーと」さんです。
有料老人ホーム「レガロアコンフォート」の運営を主に、訪問介護サービス事業・居宅介護支援事業・夜間訪問介護サービス事業・訪問看護サービス事業・フード事業・コンサルティング事業など介護に関わるさまざまなサービスの提供を行われています。現在、施設は京都府、滋賀県、大分県あわせて8施設の運営とフランチャイズ3店舗をお持ちです。
「レガロアコンフォート」の名前には、「REGALO(レガーロ)」=五感で感じられるもの全てを「贈り物」と捉え、「GALORE」=豊か・豊富という思いが込められています。
今回訪問させて頂いた「㈱はぴねすさぽーと」さんの施設には老人ホームのイメージを変えるような特徴があります。まず1つめに“高級ホテルのような空間づくり”を行い、施設の外観に1つ1つコンセプトがあります。室内はインテリアコーディネイターや、大手家具とのコラボレーションを行い、非日常的な雰囲気を演出。安らげるホテルラウンジを意識したリビングや、プライベートタイムも過ごしやすい空間を整えられています。また各施設の窓口には受付の方がおられ、遊びに来られたご家族を心地よく出迎えられておられます。
次に、“選べる”レストランスタイルのお食事です。お昼と夜はその日のご本人の気分や体調によって選ぶことが可能です。メニューを見せていただくと豊富な和洋中のお料理にホテルのような内容で驚きました。
スタッフの勤務については、残業時間を減らせるように配慮したシフトをくみ、昼食は250円で提供するなど福利厚生の面でも気持ちよく働ける環境を整えられています。こうしたスタッフの満足度が、入居者の方の満足度に繋がっているのだろうと思いました。
今回、実際に現場でも働かれていた事業本部の永田さんにお会いし「お客様」という気持ちを忘れず、入居者の方お一人お一人と接しているというお話をお伺いすることができました。
『どんなに高級な空間でも「自由」がなければ苦痛に変わる。サービスが一級であっても、高額費用だとそこに「癒し」は存在しない』という信念をもとに、今後も全ての方に幸せを与えてくれる施設を運営されることと思います。