いいとこコラム vol27 寺院に「龍」が いる理由 2014年8月22日2014年8月22日 KPC 0 Comments たとえば、寺院の手洗場で給水口になっているのが龍だったり、鴨川が四神のひとつ青龍に例えられていたりとするように、龍は水にまつわる神獣です。しかし、水とは一見関係ないような禅寺の法堂で、龍の天井画を見たことはありませんか。法堂は住職が仏法を説く神聖な場所。なぜその天井に龍が描かれるのでしょう。それは、仏教において仏の教えを守る役目を龍が担っているから。そのために、外敵を防ぐ門番のごとく龍を描いているのです。龍の役目を知って天井画を見上げれば、またちがう見方ができそうですね。