いいとこコラム vol.37 京都の夏は、 納涼床か川床か 2015年8月7日 KPC_m 0 Comments 蒸し暑さをしのぐ京都の風物詩といえば「川床」。ところでみなさん、「川床」という漢字をどのように読まれましたか。実は、「かわゆか」と読むのは鴨川、「かわどこ」と読むのは貴船なんです。正しくは「鴨川納涼床」と呼ぶ「かわゆか」は、川から離れた高床式であることがその名の由来。豊臣時代にはじまり、現在では川の西岸の二条から五条の間に床が並ぶ光景を見ることができます。一方「貴船の川床」の起源は大正時代。貴船が京の奥座敷と呼ばれていることや川面が近いことから「とこ」という名称になったといわれています。